2015年12月02日
見えないものを見る
「超ホスピタリティー」から
一人の若い看護学生が、自分の便をこねてしまう認知症の老人を担当していました
彼女は「私には異常に見えないのです
私だっておむつをしていたら、動くたびにお尻にグニャグニャしていたら、気持ち悪くてさわってしまうと思います
おむつを替えるタイミングを合せれば、便をこねなくてもすむのではないのでしょうか」
この文章を見て、人を「色眼鏡」で見ていることも多いのだな・・・と思いました
もし自分が介護をしている立場だとしたら「仕方ない、病気なんだから・・」と思ってしまうのでは
もし、自分がおむつをしていて、その中が汚れてしまったら・・
小さな赤ちゃんも、おむつが濡れたら泣き出します
このことは、病気のことだけではなく、普段のことでも同じことがいえると思います
この人はこう、あの人は・・
物事を見る時には「ありのままを見る」ことと、「見えないものを見る」
目の前のことをきっちり見ることと、
目の前のことだけではなく、色眼鏡を外して見ることも大切ですね
Posted by 尾上 正 at
08:58
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