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2022年04月27日

日本人の“微笑み”にみる“作法”とは

今月に、神戸市中央労働センターで、病気・薬の研修をさせて頂きました

センターの入口で小泉八雲の碑が立っています

今、民族間の対立が激しくなっていますが、外国人であるからこそ、日本人の素晴らしさを理解している人達がいます


齋藤 孝著 大人の対応力 から

ギリシャ生まれのラフカディオ・ハーン(小泉八雲)は「日本人の微笑」という随筆を書いでおり、その中で「日本人の微笑とは、念入りに仕上げられた作法である」ということを述べています。

日本人は、自分の悲しみを語るときですら、相手にそれが伝染せぬように微笑みをたたえる。

それが作法だというのです。

これが外国人から見た日本人の印象だったのでしょう。

大人の対応ができない人の多くは、微笑みが足りません。

「耐白い嫌味を思いつくものですね~」などと微笑みを浮かべていれば、相手の嫌味もこちらには響きません。

ですから、微笑みというものを一つの“技”として身体に熱み込ませておくことは、たいへん重要なことなのです。

ときには爆笑するような笑いも大切ですが、この場合は「いつも静かに笑っている」というような“微笑”がポイントですよ!



小泉八雲は、日本人の“微笑み”について、その微笑みの奥にある日本人の「資質」を書き残しています

その中では、日本人は自分の親の葬式でも微笑んでいると・・

自分は悲しみの中にある中でも、葬式に参列していただいた方に、その悲しみを伝えないようにと・・・

親のお世話になった方に対して、微笑みで出迎えることで、感謝の心を伝えたいと・・・

悲しみの中でも、周りの人に対しての心遣いや優しさを持っているのが日本人だと・・・

外国の方だからこそ、日本人の美徳が心に響いたのかもしれません


最近に目にした言葉で、うーーーん、なるほど・・・と

私たちが一生を終えてこの世に残るものは、生涯をかけて集めたものではなく、生涯をかけて与えたものである  ジェラール・シャンドリ

今の自分を振り返るとき、周りに与えたものより、これまでで受け取ったものの方があまりにも大きく、天秤が傾いてしまっていて・・・・

少しずつでも、いいものを残していきたいものです







  


Posted by 尾上 正 at 06:12Comments(0)

2022年04月20日

ピンチで思わず“くすっ”と笑えるような対応をする人

どんなピンチも余裕で乗り切れ  西沢 泰雄著

これは、戦後の名宰相、吉田茂が、焼け野原で飢えに苦しむ国民を救うために連合国軍最高司令官マッカーサーに直訴した時のエピソードです。

吉田首相はマッカーサーに、「450万トンの食糧を緊急輸入しないと日本の国民は餓死してしまう」と訴えます。

しかし、その訴えもむなしく、実際にアメリカから輸入できた食糧は、10万トン。

それでも、結局、餓死者は出なかったのですが、今度はそのことについてマッカーサーのほうが吉田首相にイチャモンをつけてきました。

「ミスター・ヨシダ。私は日本に10万トンの食糧しか渡さなかったが、餓死者は出なかったではないか。

日本の統計はいい加減で困るね」

そのときの答えが・・・

「当然です。もし日本の統計が正確だったら、アメリカと戦争なんて始めません」

この見事な切り返しに、マッカーサーは腹を抱えて笑ったと伝わっています。

丁々発止のやりとりがくり広げられる政治の世界。

ピンチでジョークの一つも言えないような政治家は世界では評価されません。

逆に、ピンチでも、あわてず騒がず気の利いたジョークを返せる政治家は評価が高い。

アメリカでかつて、共和党のレーガン大統領がピストルで狙撃されて病院へ運ばれた時、医師たちに向かって「君たち全員が共和党員であることを祈るよ」とジョークを飛ばしたという有名なエピソードがあります。

このジョークに対して民主党員の医師が、「ご安心ください。今日1日は全員が共和党支持者です」と返したそうです。

このエピソードはレーガン大統領の人気アップに貢献しました。

国内での評価がパッとしないまま政権を終えた麻生太郎元首相は、海外での人気が意外に高いのだそうです。

それは、国連総会の場で麻生首相がスピーチをした時のこと。

突然のマイク故障というハプニングで、しばらく待たされた麻生さん、壇上に立つとマイクをしげしげとながめて英語でこう言ったのです。

「やっぱりね。このマイク、メード・イン・ジャパンじゃないや」

このひと言で場内は爆笑に包まれ、麻生首相は「ピンチでジョークが言える日本人」として株を上げたのだとか。

俳優から政治家になったシュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッ ガーにはこんなエピソー ドがあります。

2003年、カリフォ ルニア州知事選の立候補者として演説会場に現われたシュワちゃんに、生タマゴが投げつけられました。

タマゴは見事に命中。

しかし、シュワちゃんは顔色一つ変えず、背広にべったりとついたタマゴをぬぐいながら壇上に。

そして、タマゴを投げた犯人に対して、ひと言、こう言ったのです。

「ベーコンの貸しだ」 つまり、「タマゴだけじゃベーコンエッグができないから、今度はベーコンを投げて来い」という意味のジョークです。

このジョークがウケたからかどうかはわかりませんが、このあとシュワちゃんがカリフォルニアの州知事に当選したのはご存じの通り。



吉田首相は、いつも元気な秘訣をきかれて、「いつも人をくっているからだ」と答えたのは有名な話です

レーガン大統領は、撃たれたときに、苦しい中で、アメリカのボクシングチャンピオンが敗れた時のコメントで、「かがむのを忘れていたよ」というコメントを話しています

いい意味で、かわいげがあることは、人から愛されますね

7つの習慣にありますが、事実と反応の間に、□(スペース)があると・・・

ぐっ、えっ、そんな、くそっ、なんで・・・ というときに、感情のまま対応せずに、今目の前の人とどういう関係になりたいのか

そのために、どういう言葉を出せばいいのか・・・

一呼吸おいて、思わず“くすっ”と笑えるような対応をする人には、人としての懐の深さを感じさせますね
  


Posted by 尾上 正 at 05:42Comments(0)

2022年04月13日

今、この瞬間に一番大切な人は誰ですか?

今、この瞬間に一番大切な人は誰ですか?と聞かれて、思い浮ぶ人は誰でしょうか

多くの人は、家族の人が思い浮かぶのでは・・

 浅川 智仁著 「仕事ができる人は3分話せばわかる」から

私が、ある友人と話をしているときに聞いて、衝撃を受けた言葉を紹介したいと思います。

その友人は、私と話をしているときに、こう問いてきたんです。

「ねえ浅川さん、今、この瞬間に、あなたにとって一番大切な人は誰ですか?」

あなたが、もし、誰かと話をしていて、そう間かれたらなんと答えますか?

家族? 友人?

私も「家族かな」って思いました。

実は、その友人、ある有名な思想家から同じ質問をされて答えに迷ったとき、その思想家が言ったことに衝撃を受けたそうなんです。

その思想家は、「今、この瞬間、私にとって一番大切な人は、目の前にいるあなたです。私は今、あなたのことしか考えていません」

「やられた―――っ」です。私も、その思想家の言葉に衝撃を受けました。

今、会話をしている目の前の相手が、その瞬間に一番大切な人!

まったくその通りです。なにしろ相手は、自分のために、貴重な時間を使ってくれている人です。真剣に接しなければ失礼というもの。

できる人は、常に真剣勝負で人と接しているのですね。



以前に研修で同じテーブルになった生命保険の方が、「お客様とお話しているときは、目の前のお客様以外のことは一切考えません。それ以外のことを少しでも考えることは、目の前のお客様に対して失礼だと思うからです。」・・・と

つい、次の予定とか、あれはこうだったな・・などの雑念が入りがちになったりもします

“今ここ”という言葉もあります

今目の前にいるあなたが、今の自分にとって一番大切な人・・

そういった気持ちで接することが、ひいては自分にとっての大切なものを大切にできるようになるのでしょうね

  


Posted by 尾上 正 at 06:15Comments(0)

2022年04月06日

“かぜっなんですか?”と聞かれて、何と答えますか

かぜはありふれたもので(今はかぜも気軽にひけない状態ですが・・)、
かぜってなんなのでしょうか

今月、薬業界で研修をさせて頂くことになり、その内容の1部から

「かぜって何ですか?」

「熱やせきが出ることでは・・・」

「かぜでなくても、熱やせきは出ることもありますね」

「・・・・・・」

かぜをひくと、いろいろな“症状”が出ます

熱     →  熱に弱いウイルスを除去するために、熱を出します 赤面
せき    →  ウイルスの侵入を防ぐために、気管支が収縮します                                 
鼻水    →  ウイルスを洗い流すために、鼻水を出します
鼻づまり  → ウイルスに対抗して、免疫細胞をたくさん届けるために
          鼻の壁を厚くします
蕁麻疹
むくみ   →  免疫細胞を早く出すために、体を水浸しにします
だるさ   →  体からの“休め”サインが出ています

かぜの症状は、ウイルスが起こしているのではありません
 
体を修復しようとして出てくる一時的な“反応”です  「副交感神経」
                                            
Q かぜっなんですか? 
A ウイルスを排除しようとするときに出てくる体の反応です

ウイルスは熱に弱いので、ウイルス自体が熱が高くなる状況を作り出すことはありません

ウイルスは、人間には動き回って自分をばらまいてほしい

そのため、人間をだるくして、じっとしてる状態を作り出すことはありません


研修の1部内容なので、ここまでで・・  すいません 

何が言いたいかというと、「人の身体は一瞬たりとも自分の身体を守るために働いていること」

アレルギーのように過剰に反応してしまうことはありますが、基本的には自分を守るために24時間絶え間なく働いています

“体からの声”に耳を傾けることも必要ですね  


Posted by 尾上 正 at 06:35Comments(0)