2023年12月06日
今の小学生は、本を1ヵ月に12冊読んでいる・・!
日本経済新聞記事から
全国学校図書館協議会が2023年に実施した学校読書調査によると、小学生(4~6年生)が5月の1ヵ月に読んだ本の平均冊数は12.6冊、中学生は5.5冊だった
小学生に関していえば、2000年は6.1冊だから大幅に増えている
多くの学校は朝の授業の前にみんなで本を読む「朝の読書」の活動をしている
朝の読書は、2人の教師が提唱し、全国に広がった
授業の前の朝の時間に10~15分程度の読書の時間を設ける
「みんなでやる」「毎日やる」「学校が指定せず好きな本でよい」「感想文などを求めず、ただ読むだけ」が4原則になっている
今の小学校では、朝の読書の時間があるのですね
ほんの少しのかじり読みもあるのかもしれませんが、大人で1ヵ月に3冊以上読んでいる方は少なくなっているのでは
(スマホを見ている時間はとても長くなっていますが)
子供のころの習慣は、大人になってからも続くことが多いので、本当に良いことだと思います
今はデジタルで読書もできるようになっていますが、本に書かれた文字とデジタルでは心に入るものが少し違うのではと思っています
極論では、仏壇の前での教本がアイパットでは、書かれている言葉は全く同じでも、心に入ってくるものは違うのでは
文字という情報の“知識”を“知恵”に変えるには、自分への“変換”が必用です
その途中の“考える”という工程が、本では素晴らしいものだと思いますね
H1法話グランプリ2023
年に1回、全国から宗派を問わず10人のお坊さんが、10分間の法話を話されます
グランプリは選ばれますが、法話にはもともと順位はないので、仏教に関心を持ってもらいたいとの趣旨で開催されています
https://www.youtube.com/watch?v=eiekT8O3PVo&t=9051s
Posted by 尾上 正 at 06:08│Comments(0)