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2022年12月21日

ぼくの命は言葉とともにある

福島 智著 「ぼくの命は言葉とともにある」から

福島さんは9才で失明し、18才で聴覚が失われる中で、盲ろう者として初めて大学進学されます 拍手
  (2008年より東京大学教授になっておられます)

満足感の反面、不安や葛藤が心の中で渦巻いていきます

そんな時にクラスメイトの女子学生から手渡された吉野弘の詩「生命(いのち)は」から、周囲の学生と溶け込めるようになっていったと

「生命は」

生命は自分自身だけでは完結できないようにつくられているらしい

花もめしべとおしべが揃っているだけでは不充分で、虫や風が訪れて、めしベとおしべを仲立ちする

生命はその中に欠如を抱き、それを他者から満たしてもらうのだ

・・・・・・・

このフレーズに出会ったときに受けた衝撃を、私は今も忘れられません。

これはいのちのありよう、いのちといのちの関係性の本質を示した言葉であり、いのちの定義です。

そして、例えば、障害をいのちが内包する広い意味での欠如の一形態として捉えるとき、この定義は、障害者を取り巻く問題が障害者だけの問題ではなく、障害の有無を超えて、すべての人間、すべてのいのちのありようと深くかかわってくることを示している、と私は感じたのです


聖書には、神は自分に似せた姿で人を作られたと

ただ、神様は、人を作るときに「欠けたもの」を入れて作られたのかも

男と女の区別がなくて一つだったら、どんなに味気ない世の中に

足りないところがあるから、人の力を借りようとする

自分には出来ることがあるから、人のお手伝いができる

欠けたところがあるから、助け合い支えあうことで社会が作られているのでは

自分やその人にしかない“光”で、世の中を照らしていければと思いますね




Posted by 尾上 正 at 07:10│Comments(0)
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