2023年08月23日
「思い込み」をリセットしよう
日本経済新聞 元気の処方箋「思い込みをリセットしよう」から
ある日、名外科医が難しい手術を成功させ、休憩室で達成感に浸っていると看護師から緊急連絡が入った。
「先生、交通事故です。大型車にひかれた患者が2人、父親とその息子のようです。息子はまだ辛うじて息がありますが、父親は即死だそうです。すぐに来てください」
「わかった、いま行く」外科医は疲れた身体に気合いを入れ直して、走って処置室に向かった。
瀕死の男の子の顔を見るや否や外科医は愕然とした。
看護師が「先生どうしたんですか」と聞くと「これは私の息子。」
その子は外科医の息子だった。
外科医は名医の威厳もなくなるほどなく崩れ、息子の名前を叫び続けた。
もしこれを読んで「父親は事故で亡くなったはずなのに、なぜ外科医が『私の息子』と言っているのか」と疑問に思った人は「外科医は男性」という思い込みが理解を難しくしたと思われる。
このように思い込みは判断を狂わせることがある。
この新聞記事では、職業への思い込みが掲載されていましたが (今ACジャパンでも同じような内容で放送されています)
職業だけではなく、人への「思い込み」も多いのでは・・
この人はこうだという「色眼鏡」
過去の経験や、教育、価値観、常識、習慣・・・で枠をはめがちに
決めつけてしまうと可能性が見えなくなってしまうことに
まわりへだけでなく、自分にも言えることだとも思いますね
Posted by 尾上 正 at 05:50│Comments(0)