2020年06月03日
お手伝いさせてもらってもいいですか
メールマガジンから引用
「お手伝いしましょうか?」
子連れのママさんに声を掛けるのは、ちょっと苦手です。
なぜ苦手なんだろう。自分でもわかりません。
ひょっとすると「おせっかい」だと受け取られるのが嫌だからかもしれません。
いや、それだけではないかも。ママさんとはいえ、若い女性に声を掛けるのに、照れているのも。
それとも、イイカッコシイと、周りの人たちに思われるのが恥ずかしいのかもしれません。
番組の中では、あるママさんの声を紹介していました。飛行機に乗った時、子供が泣き止まず困ってしまった。周りの座席の人達が、嫌な思いをしているんじゃないかと、気になって仕方がない。
その時、CAさんに、こう言われたというのです。
「元気な赤ちゃんですね。飛行機のなかで泣くのは、赤ちゃんの本能なのですよ。
泣くことで、気圧で耳がポーンとするのを防いでいるのです。泣くのはいいことです」と。
それは、必要以上に大きな声だったといいます。
つまり、周りの座席のお客様にも聞こえるようにと言う配慮だとわかったというのです。
ホント、乗り物で子供が泣き止まないと、ママさんは困るんですよね。
続けて、ある視聴者の声を紹介していました。
「ベビーカーを抱えて、階段を上るのはたいへんです。
ある時、こう声をかけられました。
『お手伝いさせてもらってもいいですか?』と。
『お手伝いしましょうか?』ではなく『させてもらう』なんです。
素直に『お願いします』と頼みやすく、気持ちがよかったです」
なるほど、なるぼど。その言い方があったか!
「したやる」んではなく、「させてもらう」
謙虚でいいなあ。
それなら、子連れのママさんにも声掛けしやすいです。
お手伝いしたくても、もし断られたら・・ おせっかいだと思われたら・・
つい声をかけづらいこともあります
お手伝いさせてもらってもいいですか?
相手への配慮を感じる素敵な言い回しですね
コロナウイルスへの対応を含め、人は強い付加や脅威を感じると、行動の“両極端”が強く出るといわれています
自分への(自分たちへの)痛みに対して、「怒り」を外に表す人たちと、互いに協力し支えあおうとする人たち
自分はどちらの道を“選ぶ”のか
自分の行動は与えられた1本道ではなく、常に“選ぶ”ことができますね
Posted by 尾上 正 at 06:45│Comments(0)