2015年08月26日
プロと言われる人たちは、どんな人か?
今月の日経新聞 私の履歴書から
倉本 聡さんは大河ドラマの脚本を任されるも、演出に口を出したことにテレビ界から総スカンを食って、脚本を途中で他の人に明け渡し、逃げるように北海道に・・
一人から始めた北海道での生活から「北の国から」のドラマが生み出されます
大きくなるためには、天から“挫折”というが与えられるのでしょうね
倉本さんは、北島 三郎のステージを見て「このサブちゃん人気ってなんだろう?」 よし、付き人になろう !!
ほされて無職とはいえ、一時は売れっ子だった中で、4人目の付き人として北海道を回ります
第一部はヒットパレード
第二部はリクエストタイム
舞台でお客さんのリクエストの曲に全て応える
「俺は北海道を出て渋谷で何年も流しをしていた・・
リクエストされて歌えなかった歌は一つもない さあ、何でも来い!!」
異様な興奮の中で、みんなが曲名を叫ぶと、小気味よく次々と歌う
サブちゃんと客席の間には、年齢・性別・職業・身分など一切の区別がなく、人と人とが水平にぶつかり合っていた
「俺はこれまで何をしてきたんだと恥じ入った」
自分の中で無意識なエリート意識があって「上から目線」で仕事をしてきた
評論家や業界の人の目ばかりを気にして脚本を書いていた
倉本さんも、すでに名が知られている中でも、付き人になって学ぼうという姿勢
プロとは、肩書を捨てても、いつでも自分の身一つで勝負できる人たちのことなんでしょう
以前テレビで矢沢 永吉さんが、コンサート1ヵ月前のインタビューで、
うん、全国ツアー前はバーベル上げたりしてトレーニングをしますよ
“土方と一緒だからね・・”
全国ツアーを“土方と一緒”と言いきってしまう人は、永ちゃんだけですね
その自信、世界 かっこいい
森山 直太郎 夏の終わり
https://www.youtube.com/watch?v=3KwfNuzYmnM
Posted by 尾上 正 at 09:22│Comments(0)