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2024年10月31日

話す力 心をつかむ

阿川佐和子著 「話す力 心をつかむ44のヒント」から

英語の場合、自分は「I」で、二人称は「YOU」ですね。

その人称代名詞は、たとえ誰を相手にしても変わることはありません。

多少の敬語が加わったり、言い回しに気をつけたりすることはあるとしても、三歳の子供が大統領に語りかけるときも、夫が妻に語りかけるときも、恋人同士も親子の関係でも、自分はあくまで「I」であり、対する相手は「YOU」となります。

ところが日本語の場合は違います。相手によって一人称は変化します。

たとえば自分の子供を相手に話をするとき、男性は、「パパ(お父さん)とキャッチボールしようか」と言うでしょう。

でも同じ人物が会社へ行って上司と話すときは、「わたくしが今週中に案件のポイントをまとめておきます」

会社帰りにその人は、居酒屋で大学時代の同級生とグラスを酌み交わし、「俺さあ、今週中に資料をまとめなきゃいけなくてさあ。まったくつらいよ」

そしてたまたまそこで学生時代に好きだったマドンナと遭遇するや、「僕、本気であなたに憧れてたんですよ」

そして帰宅すると、再び、「ねえ、俺のパジャマ、どこにある?」

こんな具合に、相手によって自分の呼び方を自然に変えているのです。

「日本語は、肯定か否定かを、文末に決断する」というものです。

英語の場合は、主語がきて、すぐに肯定か否定かを決断しなければなりません。

ところが日本語では、最後まで引き延ばすことができる言語のつくりになっている。

上司との会食の席にて、「お酒は何にしましょうか。やっばりなんといっても最初はビール……?」というところで上司がニンマリしたら、「ですよねえ」と続ければいいし、もし上司が「ビール……?」と言ったところでかすかに眉をひそめたら、「じゃないですよね。部長、シャンパンがお好きですもんねえ」
相手の顔色を窺いながら、いかようにも調整できるのです。

これもまた、相手によって自分の発言を変えられるという、実に便利、というか、都合のいい言語の構成になっているということです。

すなわち、日本人は、言語構成上の観点から見ても、「自分の意見を述べる前に、まずは相手の様子を窺ってから」という思考が根強く定着しているのではないでしょうか。

自分の意見を言わない。これを弱点と受け止めればそうかもしれません。

でも、相手の反応を見つつ、相手の機嫌を損ねないよう努めるという礼節のなせる業と思えば、決して恥じることではない気もしてくるのです。



英語での会話ではまず「結論」が一番先に会って、その後にその理由が述べられます
   (英語はほとんどしゃべれませんが・・
   先週JR内で、Sorry OSAKA?  OK OSAKA ニコニコ   Thank you
AMAGASAKI NEST OSAKA  身振り手振り    ・・・?  
伝わっていない・・ワーイ   でも、また聞いてほしいな)

日本語の会話では「経過」が先にあって、その後に「結論」が述べられることも多くあります

あいまいといえばあいまいですが、相手の反応を見ながら内容を変えることもできます

ビジネスの世界では、「結論 → その理由 → 影響 → 再度結論」の順で話をすると簡潔で分かりやすいといわれますが、「ゆるさ」を残した日本語の良さもあるのでは

それは「相手を立てる」という意識も・・  

ある意味では「自分は傷つきたくない」「和を乱したくない」ということもあるのかもしれませんが、日本人の美徳とも取れるのではないかとも思えますね

加西市 北条鉄道 法華口駅






  


Posted by 尾上 正 at 06:09Comments(0)

2024年10月23日

「袖すりあうも・・」、を次につなげるには

木場弘子著  「次につながる対話力」から

「袖振り合うも他生の縁」と言いますが、ご縁というのはたとえどんなに小さくても、本当に不思議なものとつくづく感じます。

それだけに、日々の仕事で結ばれたご縁は疎かにできません。

名刺に関して言えば、私はいただいたものに日付だけでなく、その時の会話やその方の似顔絵(ご本人には見せられない! 笑)を書き、その場の印象を鮮やかに残すのが長年の習慣です。

以前、40代の男性と名刺交換をした折のこと。スメーピー柄のグリーンのネクタイをしておられるのを見て、「素敵なネクタイですね、私もスメーピー大好きです」とお伝えしたところ、「今年小学校に上がった娘が選んでくれまして」と嬉しそうにおっしいました。

それから4年後、その方とまたお会いする機会ができ、名刺フォルダを探して当時のメモを確認し、再会のご挨拶に「お嬢さん、大きくなられたでしょうね、今年5年生ですか?」と申し上げると、「えっ?」と時が止まったようなお顔でびっくり。

「どうしてご存じなんですか?」とおっしゃるので、「以前お会いした際に、1年生と伺いましたので」と返すと、満面の笑みで「うわ―、覚えていて下さったんですか!」と感激して下さいました。

ご縁について考える時、私の頭にはこうした嬉しい記憶がいくつも甦ってきます。

便利な世の中になるほど、ほんのひと手間を惜しまない心掛けが、お互いの距離を縮め、何年、何十年というつながりヘ育っていくのは、本当に素晴らしいことではないでしょうか



著書の中で、「覚えていて下さったんですか!」  覚えてはいませんね・・

「名詞のメモ」を見返してお話しした・・  だけですが、インパクトは大きい

以前に岡山の薬局の方の講演の中で、

お客様が入ってこられると、社員からそのお客様の情報のA4用紙をクリップボードにはさんで、そっと差し出されます

その用紙には、購入履歴はもちろん、趣味や、愛犬の名前も書かれています・・  イヌ

そこから“〇〇ちゃん元気ー”と、話に入っていく

今は個人情報が厳しくなっていますが、あくまでお客様と仲良くなるため

人には「承認欲求」があり、その他大勢の対応をされると心に響きません

日本人は謙虚を美徳としているので、本人を直接褒めるよりも、その人の行動や、大切にしているものを褒めるものも、受け入れて頂きやすいですね


  


Posted by 尾上 正 at 05:56Comments(0)

2024年10月16日

日本では、家はなぜ“木造”なのか?

ハウスメーカーのCMで、「世界では石の家もあります、土の家もあります

でも、日本は“木”の家を選びました・・・」というのがあります  家


最近、本(井沢元彦著 真・日本の歴史)を読んで、なるほど・・・

“木”の家は日本では当たり前ですが、世界中でも稀有な文化

木の家は、決定的なリスクを持っています

それは、火に弱く、火災のリスクが大きいこと  

関東大震災はお昼前の多くの人が火を使っている時間帯で、火災が多く発生し、死者が10万人以上にもなったと

世界中では近代前の建物は“レンガ造り”が基本です

木造建築は、技術が必用で、一人前になるまでには時間がかかります 

レンガ造りは、それほど技術は必要なく作れ、火災にも強い  

Q ではなぜ日本は木造建築を採用したのか?

A それは、レンガ造りは“地震に弱いから”

レンガ造りはレンガの間を固めているだけで、地震では崩れてしまう

ヨーロッパでは地震が少なく大丈夫だが、日本では・・

ギリシャのパルテノン神殿は、震度5以上では崩壊してしまうのでは・・

そんなことはないと、ギリシャに怒られそうですが・・

世界四大文明の、インダス文明は、他国から攻められたわけではなく、消失しています

その理由として考えられているのが、レンガを焼くために近隣の野山を焼き払ったために、砂漠の様になり、人が住めなくなったのではないかと・・

奈良の法隆寺は1000年以上の歴史を持ち、揺れを木材が左右に分散させています

今の高層建築も同じ原理で揺れを吸収しています

今の技術をもってしても、法隆寺の技術を完全に解明することはできないのだとか

依然の出雲大社は、現在の倍の高さの48メートルもあったが、地震で崩れたといわれています

日本の建造物は、地震に対応することが非常に重要視されていたのだと思います

近いうちに来るといわれてる南海トラフ
 
時代を超えて、天災には備えたいですね  

  


Posted by 尾上 正 at 06:24Comments(0)

2024年10月09日

新幹線60年  戦艦大和の技術が今に

新幹線が生まれて60年との報道が・・   新幹線

そんなに昔から走っていたのか・・  新幹線も還暦に・・

終戦が昭和20年  新幹線が39年

終戦後、日本全体が明日が見えない中で、たった20年で、“世界で初めての高速鉄道”を走らせた先人たちを、心から尊敬します  拍手

東京オリンピックに間に合わせるために新幹線事業が進められ、開業したのはオリンピック10日の前  

ひとつのトラブルがあれば間に合わない中で開業にこぎつけたことは、まさに「プロジェクトX」ですね

開通までは、それまでの技術が生かされています

戦艦大和の「カタパルト」

戦艦の甲板での短いカタパルト(戦闘機を出す滑走路)は、振動を抑え正確に戦闘機を送り出します

それが、新幹線の車輪と土台のために、生かされていきます

戦後に、当時の技術者がそれまでの技術を“平和”につなげていきます


自動車メーカーのスバルは、戦前は「中島飛行機」で、陸軍の飛行機を作っています

有名なゼロ戦(海軍)のエンジンは、中島飛行機製造です

今の車にも、当時の技術が生かされています

  (私個人の車はスバルを乗っていますが、高回転になったときに
  プロペラ機のような音がします  今も歴史を感じますね)

航空機の技術も以前は日本も持っていましたが、戦後アメリカが日本の航空機の製造を規制して、日本では航空機がほとんど作られなくなってしまいました

「軍」にかかわる飛行機は作ることは規制するが、直接かかわりのない鉄道は、自由に作り出す土台があったのかもしれませんね 


今週に、官僚の方が、今の日本はもはや大国ではないと・・

1990年には、日本は世界での競争力はでNO1ピカピカ  現在では38位に

数字では確かにそうかもしれませんが、数字でははかれない、次につなげる技術は持っているのではないでしょうか
  


Posted by 尾上 正 at 06:06Comments(0)

2024年10月02日

今の、政治に思うこと

自民党の首相に石破さんがなり、今後の日本の政治が動くことに

日本を守るために、日本に“核”を持ち込む・・

  非核三原則には反しないのか・・

アジア版NATOの創設・・

  日本が侵略された場合は、自衛隊が日本を守るために動きますが、
  アジアの同盟国の侵略された場合に、日本の自衛隊を派遣して、死者
  も出る・・
  そこまでの“覚悟”を、今の日本人が持っているのか・・  ヒ・ミ・ツ

政治は一瞬先が闇と・・

今回では、2次決戦に向けて、麻生さんと菅さんとの、裏の勢力争いも・・

その昔、田中角栄さんは、衆議院議員の半数を自民党があれば自民党が政権を担える

その自民党の半数を自分の派閥がとれば(1/4)、日本の政治を牛耳れる

今太閤といわれた田中角栄さんも、7奉行といわれた人を含め、竹下さんに自分の派閥を奪われました

その竹下さんも、次の自身の後継者とした小渕首相が病で倒れ、失意の中でこの世を去りました

自民党を離党し、安倍首相と麻生首相を追い落とそうとした石破さんが首相になられたのは、自民党の危機感の表れなのかも

明治維新で日本のために命を懸けた人たちは、本当に命を削りました

高杉晋作、伊藤博文、西郷隆盛、江藤新平、大久保利通・・

今の時代では命を取られることはありませんが、政治家としての命を懸けていただきたいですね

党内野党といわれた石破さんが、総裁になり、その後に功労人事、権力を固めるための早期解散・・

あまりこれまでの自民党政治と変わっていないのでは・・

日本の今と将来をどうするのかを政治家だけが考えるのでは無く、国民が考えないといけないのではとも思いますね


  


Posted by 尾上 正 at 06:21Comments(0)