2022年10月12日
世界の民主主義人口が、3割を切った・・・・
日本経済新聞 10月1日 朝刊から
世界の10人に7人が強権国家に住み、民主主義国家に住む人は3割未満
英オックスフォード大研究調査
強権国家の台頭で、民主主義国家に住む人口はこの10年で2割減り、今では全体の29.3%と、強権国家の70.3%の半分にも満たない少数派に転じた。
3月にはウクライナ侵攻したロシアに対して非難する決議に、国連加盟の193国中141か国が賛成した。
しかし9月には賛成が101か国にまで減った。
とりわけアフリカ勢の「造反」が謙虚だ。
トランプ政権下で、民主主義の総本山であるアメリカで、暴徒が議会を占拠するという、信じられないことが起こりました
民主主義の国でも、自分・自国優先の風が渦巻いてきています
第二次大戦時には、大国が自国の利益を振りかざし、力による戦争で世界中で多くの死者を出しました
世界中が、これに学び「国際連合」が結成されています
拒否権を持つ国は「戦勝国」
誤った道を進んだ国(敗戦国)に対して、「正しい道を」示すと
その拒否権を持つ国が、他国に侵攻し、原爆を戦後初めて使うぞと、世界を脅しています
アジアでは、中国が台湾を「自国」と称しています
尖閣諸島も自国の領土だと・・
中国は、ロシアとウクライナの戦争は、国と国との戦争だが、台湾は中国の一部なので、自国に取り込むことは、まったく違う問題だと・・
ロシアの侵攻に対して、国連の決議に対して、中国とロシアが拒否権を投じて、国連の機能は今“無力化”しています
日本では、政権を批判しようと自由ですが、世界の多くでは、それも許されなくなっています (戦前では、日本もそうでしたが・・)
民主主義は、言葉通り、民(たみ)が主(あるじ)
歴史的にみると、70~80年を経て、同じことが起こっています
バブル、戦争・・
痛みを経験した前の世代が少なくなっていることも影響しているのかも
昭和では、日本では水と安全はただと言われた時代もありましたが、この先どうなっていくのか、予断を許しませんね
Posted by 尾上 正 at 06:08│Comments(0)