2022年02月02日
科学的に、いい1日にする“方法”は
西沢 泰雄著 心が「ホッと」温まる50の物語から
脳は目や耳でとんでもない数の情報に触れていて、そのすべてを認識してしまったら、あっという間にパンクしてしまう。
そこで入ってくる情報のすべてを認識しないように遮断しています
では、良い情報を取り入れるためには?。
朝、起きたら、こう口に出すだけです。
「さあ、今日もいい1日になるぞ!」
これ、「自己充足的予言」と呼ばれるもので、脳科学的にその効果が認められている方法。
つまり、「さあ、今日もいい1日になるぞ!」って、口に出して宣言することで、脳にそのイメージを植えつける。
その結果、何が起こるかというと、その日、脳は勝手に、「いい出来事」だけを認識して、「悪い出来事」を「スコトーマ」によって遮断する、という実に都合のいい状態になるのです。
悪いことが起こっても、右から左へ受け流し、いいことが起こったときは、「ほらね。やっぱりいいことが起こった」って思える。
即席で、「いいこと認識体質」になれるというわけですね。
ついでに言えば、「悪いことばっかりだ」って、いつも愚痴っている人は、この機能を使って、「悪いこと」ばかりを認識して、「いいこと」を全部遮断して認識できないようにしている。
もったいないことこの上なしです。
お金もかからず、1秒で済む「自己充足的予言」です。
よく言われることですが、脳には過去・現在・未来の区別がないと・・
まだ見ぬ未来に、いいイメージを持つと、脳は不安定になり、その差を埋めようとすると考えられています
無意識のうちに、描いた自分の将来に向かうように、「行動」に向うようにすると・・
同じように、朝「今日1日ありがとう」と、感謝の言葉を口に出してしまうのも良いそうです
表情と行動とイメージと感情がプラスになると、まだ見ぬ未来へのレールがひかれるように・・
Posted by 尾上 正 at 06:21│Comments(0)