2022年01月26日
中国大陸から台湾への“橋”ができる日
日経新聞1月24日朝刊から
中国南部福建省から、全長16キロで、平潭(ピンタン)島まで巨大な橋が2020年12月に完成した。
21年3月全国民人民代表大会、中国政府は橋を台湾本島まで延伸させる建設計画を可決した。
無論、台湾側は了承していない。
完成は2035年、海峡の下に海底トンネルを掘り、台北まで結ぶ代替案も用意した。
中国は領有権が認められていない南シナ海で7つの人口島を造り、軍事拠点を進めた。
香港、マカオ、広東州を結ぶ全長55キロのトンネルを9年余りで完成させた
その1年後に香港国家安全維持法が成立し、香港はあっさり中国の強権化に落ちた。
まず造る。既成事実化する。あとは押し切る。
リアルな軍事力ではなく、戦わずして勝つための作戦が進む。
次は台湾だ。台湾の国防報告書は、19年から21年8月までに14億回以上のサイバー攻撃があったと断定した。
中国はその昔は統治者が皇帝として君臨し、隣国の統治者に“王”の称号を与えていました
王は、皇帝からその地域の支配者としての地位を認められていました
卑弥呼も、魏から“王”の称号を得ています
その後日本は、中国の皇帝に対する対等としての立場として、
“天皇”の言葉を作り出します
中国の周りのすべての国がひざまずく中で、聖徳太子(存在には異説
もあり)は、毅然として対等の立場で国書を送っています
その後中国は、アヘン戦争から始まり西洋諸国に国土を蹂躙されます
今、かつてのように東洋に君臨すべく覇権主義に動いているその思いは、すさまじいものがあります
昭和の時代には、アメリカは日本を、ソビエトに対する最前線の“盾”としてとらえていましたが、今、日本の位置づけが、さらに重要になっています
Posted by 尾上 正 at 06:47│Comments(0)