2021年05月26日
ウイルスは、人間のどれだけ“先輩”なのか
朝日新聞 天声人語 5月24日 内容から
地球は46億年前に誕生した。
ウイルスが生まれたのは30億年前。
人類はまだ20万年の歴史しかない。
もし地球全史を1年に圧縮すれば、ウイルスは5月生まれ、人類は大みそかの夜11時37分に生まれたばかりとなる。
ウイルスが人間よりもはるか昔から地球上に存在していたのは知っていましたが、想像したよりもはるかに昔からいたんですね
ウイルスが生まれたのは、1年で例えると、ちょうど今の5月ごろ
人間が生まれたのは、MISIAさんが紅白歌合戦の大とりで熱唱している時間でしょうか (昨年ですが)
地球上にこれまで数えきれない生物が生まれてきたのだと思いますが、現在でも絶滅危惧種に指定されている動物も数多くあります
そのなかでも30億年もの時間を超えて生き続けているということは、環境が変わっても、生き続けるだけの能力を持っているということになります
簡単に消滅させるのは、不可能だともいえますね
コロナウイルスも、歴史を振り返れば、必ず収束に向かいます
ただ、これも歴史を振り返ると、いずれ違う形で別の嵐が吹くことになっていくことは避けられません
その備えは・・・
つい最近に、ウイルスを使ってがん細胞を破壊する治療薬が承認されました
臨床試験では、標準治療に比べて1年後の生存率が6倍になると
これからも、地球上に並行して生きていく道を探る必要があります
Posted by 尾上 正 at 06:34│Comments(0)