2021年05月19日
誇りたかく尊い仕事は“ここ”にある
柴田昌孝著 ありがとうといわれる販売員がしている6つの習慣から
以前、私が入院した時、仲よくなった病院のトイレ掃除のおばちゃんがこういっていたのを思い出しました。
「何気なくトイレ掃除しているように見えるかもしれんけど、拭き方や磨き方の順番やコツがあるんだよ。おにいちゃんから見たら、誰がやっても一緒に見えるかもしれんけどな、私らの世界にも、初心者、中級者、上級者の区別があるんよ」
そして・・・
「よくも飽きずに毎日トイレを掃除してると思うかもしれんけどな、トイレを掃除する人がおらんようになったら、どうする? 汚い仕事やけど、バカかもしれんけど、とっても尊い仕事やと私らは思ってる。誇りがあるんよ」と、顔をしわくちゃにして、大笑いしていたのが記憶にあります。
トイレを毎日真剣に掃除できるのも、仕事への誇りがあるからなんだ。
そして、人の役に立っているという喜びで成り立っているのだ。と、おばちゃんの姿が胸に刺さりました。
自分のためだけに仕事をする人は、結局、仕事に誇りや理念がないから長続きしないのです。
そういった人は、時給が少ないとか、人間関係が嫌だとか、もっと自分に合っている仕事があるんじゃないかと転職を繰り返してしまいます。
一方で、仕事にやりがいを見出している人は、どんな仕事に就いても、人の役に立っているという高い誇りと理念があるから続けていくのだと思うのです。
自分の仕事の“本質”は何か
化粧品販売・・ 美しさ、輝き、自信、明るさ、未来・・
本当に届けているものは
自分の仕事の、本当の意味を考えることは大切ですね
「あなたの仕事で、本当に届けてるものは何ですか?」と聞かれたら、何と答えますか
Posted by 尾上 正 at 06:43│Comments(0)