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2020年09月09日

安倍首相の辞任は予見できたのか?

日本経済新聞 池上彰「若者たちへ」から

安倍晋三首相の突然の辞任表明。どのように受け止めたでしようか。

新型コロナウイルス対策が、いかにストレスだったことか。

安倍首相にはゆっくり休養をとられて、治療に専念していただきたいと思います。

それはそれとして、ここでは首相辞任を事前に予測できたかどうか、情報収集と情報分析の観点から考えてみましょう。

一国の首相の健康状態は、極端なことを言えば″国家機密″に値するようなこと。

簡単には真相がわかりません。

健康状態がすぐに明らかにならなかったこと自体は、別に批判の対象にはなりません。

しかし厳重な情報封鎖がされていても、公開情報だけで真相に近づくことができます。

たとえばスパイとも呼ばれる外国の情報部員(情報分析官)は、秘密の情報活動ばかりしているわけではありません。

公表されている情報を収集することで、かなり目的を達することができるのです。

この手法は、学生として、あるいは社会人として、情報分析能力を磨く教材になるはずです。

安倍首相は8月17日、「検査」のために慶応義塾大学病院に入りました。

首相の健康不安が取り沙汰されていただけに、この時点で異変を感じなければなりません。

「検査」は7時間半に及びました。これは異常です。

通常の検査には、それほどの時間がかからないからです。

検査だけでなく、何らかの治療を受けたのだと考えるべきでしょう。 ´

翌週の24日も通院。「追加の検査」と発表されましたが、4時間近く滞在しました。

一般の患者のように待合室で待たされることはないでしょうから、「追加の検査」にしては時間がかかり過ぎます。

これも治療だったのでしょう。

この日、慶応病院から首相官邸に入った際、安倍首相が「検査を受けてきました」とだけ発言しました。

政治家はもし健康状態に問題があれば、なるべく真相を隠したいもの。

「皆さん、ご心配なく。私は元気です」とでも言うものと思っていたのです。

その発言がありませんでした。

私は、「首相は正直な人だな」と思ったものです。

首相は以前に漬瘍性大腸炎という難病で首相の座を降りたことがあります。

この病気が再発したのだろうということは、この時点で推測することが可能です。

もし日本にいる外国の情報部員なら、次に何をするか。

新聞各紙に掲載されている首相の動静をチェックすることでしょう。

日経新聞なら「首相官邸」という欄です。

ここには首相が私邸に帰宅した時間が掲載されています。

これを見ると、連日かなり早い時間に私邸に直行していることがわかります。

これからも首相の健康状態に配慮しているのではないかと推理できます。

その後、28日に記者会見をすることになりました。

首相が自ら症状を説明する。「私は元気です」と会見するのだろうか。

その程度ならとっくに会見で説明しているはずだ。

ということは、かなり深刻な症状であることを説明するに違いない。

コロナ対策の最中に、「しばらく治療のために体養をとります」などと安倍首相が言うはずがない。
となれば、結論はひとつ。

辞任会見だ。

ここまで読み切る力を持つことができるかどうか。

情報分析とは、このように行うのです。




辞任会見前から、政治の歯車が、ものすごい勢いで回り始めました

派閥長老や次期菅首相(おそらく)のもとに、すでにいろいろなことが進んでいるのだとも思います

菅さんの、次期政権を長期政権にするとの発言で、解散への含みを持たせているのだとも思われます

政治家の方には、自分の“エリア”のことよりも、有事にある日本の将来を本当に考えていただきたいと思います

個人的な思いですが、阪神淡路大震災の時は、当時の村山首相が、地震のことを知ったのは、朝の“テレビ”をつけたときでした オドロキ  

当時の官僚の方がラジオでのインタビューに答えておられましたが、当時は現地が壊滅して、連絡が取れなかったので、確認ができなかったんです・・  今は大丈夫です

現地からの情報がまったく入ってこない、現地への連絡がいっさい取れない・・

とんでもないことが起こっていると思わないのでしょうか

それを、初めてのことでしかたがなかったんです・・と、当然のことのように言ってのける恐ろしさを感じました

有事と言えば、コロナと共に、南海トラフがもし起これば、東北大震災の10倍以上の死者が出ると予想されています

将来に向けて、日本丸のトップには、しっかりとした方になっていただきたいと思います 国旗:日本



Posted by 尾上 正 at 06:51│Comments(0)
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