2020年09月02日
勇気のある人の考え方・行動とは
メールマガジンから引用
失敗の経験をしたとき、勇気のない人は、失敗した自分と、失敗に関与した他者を責め、挙句の果てに底なし沼に陥り、恨みの人生を送ることもありえます。
しかし、勇気のある人は、失敗したことで一時的に落ち込みますが、どこかで歯止めがきき、失敗から教訓を引き出し、同じ失敗を繰り返さないよう努力します。
失敗という体験は、肯定的に見るならば、2つの意味があります。
第一は、チャレンジの証です。
チャレンジしたからこそ、結果として失敗になってしまったのです。
時計の振り子が反対側に行っていたら成功だったのです。
失敗の記録は、あなたが大きな目標を持ち、積極的に取り組んだことのドキュメンタリーのようなものです。
第二は、学習のチャンス、それこそレッスンです。
場合によっては、高い授業料を払わざるを得なかったようなことがあったかもしれません。
が、「あの失敗の体験があったからこそ現在の自分がいる」と思えるようなことは、あなたにもいくつかありませんか?
失敗は、たくさんの教訓を残してくれています。
失敗の体験を持っている人は、価値のある品物で満ちた宝庫を持っているようなものなのです。
「自己肯定感の強い人は、失敗を多くした人」、という話がある。
「ほめて育てる」と言われて育ってきた子どもは、失敗を極端に恐れるからだ。
失敗のリスクが少しでもあったら挑戦しなくなる。
しかしながら、社会に出ると、成功することばかりではない。
すると、失敗するとすぐに落ち込んだり、立ち上がれなくなり、会社を辞めてしまったり、逃げ出したりする、ということは、ままあることだ。
打たれ弱いということだ。
基本的には、「成功体験」が自己肯定感をつくってゆくのだが、それと同じくらい「失敗体験」も必要だ。
なぜなら、失敗体験が多ければ、少々の失敗では落ち込まなくなる。
すると、何度もチャレンジすることが平気になる。
つまり、打たれ強くなる。
失敗ととらえることも、大切な経験ととらえることも・・
ある意味では成功よりも学びが多いことも多くあります
新しいことの進もうとするときには、たとえ成功したとしても、もっと多くの失敗の山を登り続けてたどり着くもの
たくさんの失敗から、知識を得、知恵を得、人としても大きくなっていくのではないでしょうか
Posted by 尾上 正 at 08:15│Comments(0)