2019年09月25日
セトモノとセトモノとぶつかリッこすると・・
泥があるから、花が咲く 正法寺住職 青山 俊菫著
セトモノとセトモノと
ぶつかリッこするとすぐこわれちゃう
どっちかやわらかければだいじょうぶ
やわらかいこころをもちましょう
新婚夫婦に私はよくこの相田みつをさんの詩を贈ります。
しかし一言つけ加えることにしています。
もし「私がやわらかい心で、相手がセトモノだ」と思ったら、その心がセトモノの証拠。
やわらかい心の者同志が争うことになる。
「私がセトモノだったな」と気づかせていただく心が「やわらかい心」ということを。
あの人は「とげがある」れど、私は柔らかく受け止めている・・
相手は間違っているけど、自分は正しい・・
廻りから見ればそれはちょっと・・と思えることでも、その人の中ではつじつまが合っている
人の心を「水の中の豆腐をすくうように扱う」という言葉があります
水の中の豆腐をすくい上げるには、両手でそっと持ち上げるはず
「とげがある」と思う自分の心の中に、とげがあるのかもしれませんね
「やわらかい心」を目指したいものです
Posted by 尾上 正 at 06:33│Comments(0)