2019年02月06日
「青春」とは、いつの時代のことか?
詩 サムエル・ウルマン
青春とは人生のある期間ではなく、心の持ち方をいう
バラの面差し、くれないの唇、しなやかな手足ではなく、たくましい意志、ゆたかな想像力、もえる情熱をさす
青春とは人生の深い泉の清新さをいう
青春とは臆病さを退ける勇気、やすきにつく気持ちを振り捨てる冒険心を意味する
ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある
年を重ねただけで人は老いない
理想を失うとき はじめて老いる
歳月は皮膚にしわを増すが、熱情を失えば心はしぼむ
苦悩、恐怖、失望により、気力は地にはい、精神は芥(あくた=つまらないもの)になる
60歳であろうと、16歳であろうと、人の胸には驚異にひかれる心、小児のような未知への探求心、人生への興味の歓喜がある
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 失望と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜び、勇気と壮大、そして力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない
霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、悲嘆の氷にとざされるとき、20歳だろうと人は老いる
頭を高く上げ希望の波をとらえるかぎり、80歳であろうと人は青春の中にいる。
最近では、三浦雄一郎氏が、前人未到の挑戦を続けておられます
90才でエベレスト登頂を計画されています
その姿は、“青春そのもの”
体は確実に年月を重ねていきますが、“心”は、その人の考え方で、どのようにも作り出すことができます
この年になって、節分とは、「季節」を「分ける」意味があると知りました
暦の上では、すでに“春”
春風のように、さわやかに心を持っていたいですね
Posted by 尾上 正 at 06:41│Comments(0)