2015年05月13日
まぶしい笑顔は、どこからくるのか
先週のABCラジオ 心理カウンセラーの話から
多くの人は、「自分は正しい」と思いたい・・と考えています
そのために、「自分の周りに正しくない人」を創り出します
その人を注意することで、自分の中に「自分はしっかりしている人」を府に落とそうとします
ウルトラマンは怪獣が現れることで、ウルトラマンに変身します
怪獣が現れなければ、ハヤタ隊員のままです
正しくない人を創りだすことで、自分が正しい人になれます
(・・・・ということでしょうか)
その心の根底にあるものは「自分は本当はたいしたことない人間なのだ・・」との思い
しっかりすることによって、「自分はダメじゃないんだ」と、無意識のうちに打ち消そうとしています
自分が正しかったら、自分以外の考えの人は“間違い”になってしまいます
間違いではなく、ただ“違う”だけ
自分を欠けているところを、周りが補ってもらう
人のかけているところを周りが補ってあげるのが人の素晴らしさ
最近図書館で「昭和のこども」という写真集を借りて見ました
戦後すぐの大変な時期に、子供たちの笑顔がまぶしいくらいに輝いています
今の東南アジアの子供のように・・
厳しい環境の中で支えあって生きている、助け合って生きているからでしょうか
高度成長期に入り、物が豊かになってくると笑顔がくすんでくるような・・
物の豊かさと、心の豊かさを両立したいですね
Posted by 尾上 正 at 09:38│Comments(0)