2015年04月15日
人はなぜ“学ぶ”必要があるのか
先週お聞きしたFさんのお話内容から
Fさんは高校3年と浪人中にすごく荒れていました
世界史・・ なぜ自分が生きてもいない、かつ行こうとも思ってもいない国の歴史を覚えなければならないのか
なぜ、この学科を勉強しなければ大学に進学できないのか
誰に聴いても、明確な説明がない
大学に行くのは、いい大学に入れば、いい就職ができる・・
そのために、今はつらい思いをすることの体験が必要なんだ
意味がわからない
そんな時に代々木ゼミナール・諸岡 浩太郎氏との出会い
いいかい、世界史というのは、いつどこで何が起きたかを暗記する科目じゃないんだ
言いたいことはわかるけど、それじゃ大学に受からないんです
世界史というのは、あらゆる国、あらゆる時代の中で
成功した国は、成功した王は、何が共通しているのか
失敗した国は、失敗した王は、何が共通しているのか
起きた出来事の中から成功と失敗の違いを学ぶんだ
これが、みんなの暗闇を照らす一筋の光になるのだ
そうか・・ 大学に受かった後に、社会に出た後に、自分自身を示してくれる指針をもらうために世界史を学ぶんだ・・
では、古典は、現代語は、英語は・・
よく言われることですが、学ぶは真似るから
多くの人からの学びは、自分の道筋を照らしてくれる光になりますね
Posted by 尾上 正 at 07:21│Comments(0)