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2014年03月11日

四行の手紙

                       加藤 京子さん  仙台市

2才の誕生日前にユキさんは突然逝ってしまいます

家族の嗚咽に、4才の寛人もただならぬことを感じ、再び目のあかぬ妹の手を握りしめ大粒の涙をこぼした

寛人は葬式の日にはたくさんの人が集まるのがうれしくて、今までのことを忘れたようにはしゃいでいた
今まで取り合いをしていた玩具が自分のものだけになり満足し、アニメを見て笑い声をあげるのを見て、子供の順応性の速さを羨ましくも、妬ましくも感じた

京子さんは、日々の中でどんどん遠くなっていくのが怖く、廻りからの優しい慰めの言葉も、かえって虚無の世界へ導いていく気がした

悲しみの淵に自分だけが取り残された絶望感で生きる気力も失いかけていた

そんなある日、仏壇の前で、手でちぎった画用紙に大きく書かれたひらがなの字で

   ゆきちゃん
   ゆきちゃん
   ふうせんでもとばそうか
   ゆきちゃんのいるてんごくまで 入道雲

ああ、この子なりに妹の死を受け止め、自分が何をしてあげたら一番喜んでくれるのかを一生懸命に考えていたのだ

幼心でどんなにつらかったろう  
悲しみに嘆く母親に近寄ることもできずにいたのだ

私は悲しみに浸り、亡くなってからユキが喜ぶことを一度も考えることはなかった

たった四行の短い手紙が誰も開けなかった私の閉ざされた心を開き、生きる力を与えた

「ありがとう。ユキちゃんは皆の心の中で生きるんだね」 私は寛人を抱きしめた

ユキが永遠に私たちの心の中で生きるのだと教えてくれたのは、幼い寛人だった


永 六輔さんが “人は二度死ぬ” と

一つ目は、命の死
二つ目は、その人を知っている人がこの世で一人もいなくなってしまう時

人が人を思う時、その人は心の中で生き続けるとも思います


今日3月11日、たくさんの方が3年前に亡くなられました

今日一日一日は、たくさんの方が生きたいと願っていた日



Posted by 尾上 正 at 07:06│Comments(0)
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