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2010年03月10日

精神の歯車を、おかしくするもの

世界の精神病棟の18%は日本にあります 
日本は精神的障害のある人が世界一多い国です  それはなぜ?
うつ病患者  推定300~450万人 治療を受けている人104万人            
         2008年度 再発率約6割
       
2004年にうつ病学会が設立され、早期発見・早期治療の啓蒙活動が
実施されています
 よく眠れていますか? などの新聞広告なども目にします
 うつ病は1999年 → 2005年 3.7倍と、爆発的に増えています  
 こんなに短期間に増えた病気は他にありません
  
心身の過労が続くと脳内で気分や意識を調節している「セロトニン」「ノルアドレナリン」などの神経伝達物質が一時期に減って、うつ症状が出ると考えられています

うつ病薬 “SSRI”はセロトニンの体への取り込みを阻害し、減ることを防ぎます

“SSRI”は日本に先立ち欧米で87~88年に発売されて、それ以後
英   1987年発売 90~98年 2.5倍  
米   1988年発売 90~98年 3倍   と、うつ病患者が増えました

日本は欧米に10年遅れて99年に発売され、その後うつ病薬の販売量は
5倍に増加しています

 製造している会社 2社 
  米 ファイザー(世界第一位)  英 グラクソスミスクライン(二位)  
  FDAJ(米検査機関)の結論  
    プラセボ(偽薬)と効果が変わらない → 効果がない

“SSRI”は攻撃的になるとの副作用 
 米   銃の乱射事件が相次ぎ当時の米大統領ブッシュは、医者が
      強制的にSSRIを投与することを禁じる署名

 日本  バスジャック、池田小学校、歩行者天国殺傷事件の
      加害者がSSRIを服用
  
学習障害の定義
  初めて発する・あまり使わない言葉に詰まる、落ち着きがない、すぐ物
  をなくす、自分だけの世界がある、大人びている、他の子供にいじめら
  れたことがある  全児童の6.3%

このような少し個性が強い子供(人)に、薬が投与される可能性があります

現在欧米では、反省の元にSSRIが自粛されていますが、先進国では日本のみが野放しで増え続けています
例えは悪いのですが、欧米の非加熱製剤が危険との指摘を無視し、厚労省の怠慢でエイズ患者を増やしてしまったのと同じ・・・といっては大げさでしょうか


ほんとうに、この国をどうするのか・どうなってしまうのか

原因があって、結果があります

















Posted by 尾上 正 at 07:39│Comments(4)
この記事へのコメント
牧野眞一です。お世話になります。

ものすごく詳しい説明、ありがとうございます。

さすがです。尾上正様、薬のプロを強く感じました。

うつ病をはじめとする心の問題は、私もケアしたり治したりする側として、今後の事業として採り入れようとしています。

先日、私が新卒でお世話になった、メーカー系販売会社の先輩と食事をしていた時に、うつ病の話になりました。

かつて、栄華を極め、飛ぶ鳥を落とす勢いでバリバリやっていた同期や先輩後輩の名前が出てきて、本当に驚きました。

何はなくとも、心身共に健全健康である事のありがたみ、しっかり感じた瞬間でした。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年03月10日 11:53
牧野さん、コメントをありがとうございます

よく「心身ともに」といわれますが
心は見えないものなので、まだ医学的によく分かっていません
薬でいじると、様々な弊害もあります

ともあれ、健康第一ですね
Posted by 尾上 正 at 2010年03月12日 06:40
薬万能主義で「薬で安易に治す」という姿勢には問題ありますね。
「なぜ薬が必要となる症状が出たのか」という点が一番問題ですよね。
Posted by 伊集院 雅人 at 2010年03月14日 13:51
伊集院さん、コメントをありがとうございます

言われるように、飲みすぎの人に薬を飲んでいても、飲みすぎという根本が変わらないと解決しない・・・・ あれっ 自分のこと・・

今、分子標的薬などの、ターゲットを決めた薬も出始めていますが、ほとんどの薬は、他の必要の無い部分にまで作用してしまいます
Posted by 尾上 正 at 2010年03月16日 07:39
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