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2010年01月20日

永遠に輝く命

「にいちゃんのランドセル」を出された米津さんは、7才・5才の子供さんを
阪神淡路大震災で亡くされています

それからは生きる意味をなくされていましたが、1年後の1996年1月17日に、追悼式で話をされた芦屋の小学校で、祈りという文集が目に留まり、
その中の6年生の作文を見て、生きる意味をまた持たれたそうです

  
  題命   命   

命について私は考えたことが無かった
けれど1月17日の大震災

すみれ 縦割りペアの米津君、お兄ちゃんたちの友達の家族やミニバスの先輩、私もよく知っている人たち10数人が死んでしまった
人の死は初めて私のそばにやってきたのだ  命は弱いと思う
人の命は地球と同じなんて絶対ウソだ
およそ5000人の命がたった20秒で次々となくなってしまうなんて信じられなかった
人の命はそんなにもろいものなのだろうか
でもいろいろなニュースを見ているうちに、弱いだけの命ではないのかも、と思うようになった
崩れた建物から助けられた人々、重い重いコンクリートや木材の中を生き抜いた命、すごく強いと思う

では、生きてる私と、死んだすみれは何が違うのだろう
まず私、ご飯食べてて寝たり起きたりしている。学校に行って皆と話したり笑ったり怒ったり泣いたりしている
すみれ、冷たい石の下で姿を変えている   全然動かない
人が死ぬことが少しわかって、全然分からなくなった
私とすみれは、全く正反対になってしまった
今回の震災で生きていることが、すごくいいことだと考え直された
死ぬと何もできなくなってしまうけど、生きている限り夢や可能性は無限だ
たった一度の人生だからみんなみんな、死ぬまでに沢山思い出を残そうとして必死で生きているんだ
死んだって、そこで人がばったり終わってしまうわけじゃないと思う
他の人の心の中で、第二の人生が始まるんだ

生きていること、それは困難の壁にぶつかり、それを乗り越えること
約束された、死ぬまでの時間を輝くものにすること

死んでしまうこと、それは輝く人生を終え、他の人の心の中で永遠に生きていくこと



Posted by 尾上 正 at 09:01│Comments(6)
この記事へのコメント
はじめて書き込みします。あの時、友人を亡くしました。また、昨日まで会っていた人たちと会えなくなりました。一瞬のできごとでた。この時期になると、普段、当たり前のことにもっと感謝して生きようと自分を戒めます。
Posted by yuki at 2010年01月20日 09:45
牧野眞一です。お世話になります。

生きていく事、死んでしまう事・・・両方の意味が、しっかり書かれた文章です。

困難を乗り越えて、約束された人生を輝き続けていく・・・毎日輝き続けていく為には、一瞬毎を無駄にせず、全力投球する事なのですね。

素晴らしいものを、読ませて頂きました。

ありがとうございました。
Posted by 牧野眞一 at 2010年01月20日 12:43
普段何気なく毎日を過ごしていますが、こういう節目となるときにには新たに自分を見つめ直す良い機会かもしれません。
風化させずに次の世代へ伝え続けなければならないと思います。
Posted by 石井尚吾 at 2010年01月20日 14:51
yukiさん、初めてのコメントを本当にありがとうございます

お友達を、亡くされたのですね

たぶんそのお友達の一番いい笑顔・お顔で
思い出として、心の中に残っておられるのではと思います

言われるように、今あることに感謝の心を
心のどこかでもっていたいと思います
Posted by 尾上 正 at 2010年01月20日 19:36
牧野さん、コメントをありがとうございます

私は勝手に思っているのですが
人の一生は、ろうそくの火のようなものではないのかと

いつ消えるか分からないけど、必ずいつかは消える
だからこそ、今を輝かせていきたいですね
Posted by 尾上 正 at 2010年01月22日 06:24
石井さん、いつもありがとう
引越しやその後、だいぶ落ち着きましたか

言われるとおり、生きたくても絶たれてしまった多くの命のことを、いつまでも思っていくことは、本当に必要だと感じます
Posted by 尾上 正 at 2010年01月22日 06:28
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