2019年05月15日
「勇気」の反対は?
メールマガジンから引用
リスクがないことは、楽なことのように見えますが、実際はリスクがないことは挑戦していないこととも言えます。
リスクに負けない勇気が必要なのです。
「勇気」とは何かを知るには、「勇気」の反対を知っておくと良いでしょう。
著名な精神科医でもあり、『失われし自己をもとめて』の著書でもあるロロ・メイ氏は、「勇気」の反対語を、次のように結論付けました。
人に「同調」するということです。
できている型を破って飛び出すのは勇気が要りますが、人と同じにしていれば楽なものです。
今の世の中、失敗したくない人が増えているように思います。
口コミサイトで検索して、みんなと同じようなものを注文して、はずさないように生きている。
でも、よく考えてみてください。
100人いたとして、そのうちの成功者と言われる人は多くても5%(5人)くらいです。
だとしたら、95%の人たちと同じようなことをしていては、上手くいくはずがありません。
おそらく、臆病だから勇気が出ないのではないと思います。
周りと「同調」しているだけです。
皆がやっているから、皆がそうしてるから、皆がそう言ってるから、周りの意見と同調して、何者でもない平均的な95%になっていくのです。
「勇者」とは、その95%から出る勇気のある人のことを言います。
もちろん、失敗もするでしょう。
飲食店に行って、外すこともあるでしょう。
映画を観て、時間の無駄だったと感じることもあるでしょう。
それでも、自分の意志で選んで歩んでいる人が得られるものは、計り知れません。
最初に勇気をもって未知の世界に飛び込む人のことを「ファーストペンギン」と言います。
もしかしたら、傷だらけになるかもしれないし、命を落とすことがあるかもしれないけど、誰にも知られていない餌場がそこにあるかもしれない。
しかし、誰かが見つけた餌場に2番手3番手と遅れて駆けつけても、最初に見つけた人には敵わない。
先行者優位というものが働くのです。
型を破って飛び出すのは勇気が要ります。
カリフォルニア大学のヘンリー・チェスブロウ教授は、「ほとんどのイノベーションは失敗する。でも、イノベーションしない企業は死ぬ」といいます。
失敗よりも恐いのは、リスクを恐れ挑戦もせずに死んでいくことだ。
織田信長だって、桶狭間の戦いで10倍もの今川軍を相手に死ぬ気で挑んだからこそ、歴史に名をのこしたのです。
何もしなかった人が歴史に名を刻むことはない。
成功するために一番必要な「勇気」を持って、今日も一日頑張りましょう!
イギリス元首相、ウィンストン・チャーチルの名言で
「金を失いのは小さい
名誉を失うのは大きい
しかし、勇気を失うのことはすべてを失う」
ナチスドイツにヨーロッパ中が席巻されていく中で、「決して、決して、決してあきらめない」と、強い意志を貫いていった人の言葉の重みがあります
一般の人にとって、ものすごく強い勇気を発揮することは少ないかもしれません
目の前のことに、ちょっした勇気をもって行動する
その積み重ねが、大きな風を生むと思います
Posted by 尾上 正 at
08:13
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