2018年07月11日
もれなく“私”がついてきます
本「街の元気屋さん」から抜粋
茨城県牛久市の日栄電器さん
「実はうちの店では、“出張お料理教室”というのをやっているんです」
「オーブンレンジやIHクッキングヒーターなどの使い方って、ただ口でご説明するだけでは、お客さまもなかなか覚えられないと思うんです」
名づけて“出張お料理教室”
オープンレンジなどをお届けするときは、愛美さんをはじめ女性スタッフが同行。
食材も用意してお持ちし、設置し終わったあと、お客さまと一緒に料理しながら使い方のご説明をしている。
その実演メニューも、たとえば育ち盛りのお子さまがいらっしゃるお宅なら、下ごしらえした鶏肉を準備して唐揚げづくり、共働きのお客さまなら、焼き物と煮物を合わせ技で時短調理……と、それぞれのお客さまに合わせるというきめの細かさ。
さらに、最初の“出張お料理教室”から2ヶ月ほど経った頃には、ステツプアップ訪間ということもしているとか。
再びお客さまと一緒にお料理しながら、操作の確認をしたり、新しい使い方にトライしたり、お手入れのおさらいをしたり……。
「使ってからでないとわからないこともあると思いますから、再びお邪魔して、お困りのことがないかフオローさせていただいています」
この“出張お料理教室”よくわかるとお客さまから大好評。
しかしなかには「いまは説明を受けながらだからできるけれど、これからホントに使えるようになるのかしら……」と不安をつぶやかれる方もいらっしゃるとか。
そんな方のために、日栄電器さんでは毎月、“お料理教室”を開催。
オーブンレンジ、IHクッキングヒーター、ホームベーカリー、フードプロセツサー、電気圧力なべなど、さまざまな調理家電の使い方を、月ごとにメニューを変えて、実際にお客さまに調理していただきながらご案内しているといいます。
お料理が出来上がったら、みんなで「いただきます」
あるお客さまは、「女子会をしてるみたいで、参加するだけで楽しいんです」
「商品を売って終わりというのではなく、生活そのものを豊かに、気持ちまでハッピーにする電器屋さんでありたいですね」と言う則行さん。
「当店でご購入いただければ、もれなく″私″がついてくるから、安心よ」と笑う愛美さん。
「私たち、売りっばなしにしない店、日本一をめざしているんです」
そのほか店の例では、どうしても今晩サッカーが見たいのに、テレビが壊れてしまい、「電気屋さん」に電話すると、朝7時からお店を開ける・・
会社帰りに来店されるまで店を開けて待っていてくれる・・
頼んだお客様は、どうしても見たかったサッカーを見れるように

今だったら、「日本×ベルギー」戦が見れた・・というところでしょうか・・
大手量販店が、1人のお客様のために、朝7時に店を開けるなど、あり得ません
本の中での響いた言葉
「一人のお客さまのことも、忘れてはいけない
一人のお客様からも、忘れられてはいけない」
たとえちいさな店でも、お客様にとってかけがえのない存在であれば、どんな時代でもやっていけるとの実例
自分がしてもらってらうれしいと思うことを、周りの人に・・から始めたいですね
Posted by 尾上 正 at
06:42
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