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2017年12月27日

愛が心に伝わるとき

メールマガジからそのまま掲載

実際にあったお話です。

広島の高校に通うA子ちゃんは、生まれた後の小児まひが原因で足が悪く、平らなところでもドタンバタンと音を立てて歩きます。

この高校では、毎年7月に、クラス対抗の水泳リレー大会が開かれます。

1クラスから男女2人ずつ(計4人)の選手を出して、一人が25メートル(4人で100メートル)泳いで競争します。

選手を誰にするかは、生徒達が自主的に決めるようになっていました。

A子ちゃんのクラスでは、男子2人と女子1人は決まったのですが、残る女子1人が決まらなかったのです。

そこで、クラスのいじめっ子が「A子は、この3年間、体育祭にも出てないし、水泳大会にも出てない。A子を選手にしよう。」と意地の悪い提案をしました。

クラスメイト達は、いじめっ子グループからいじめられるのが怖くて、誰も反対意見を出しませんでした。

大会当日、水中を歩くA子ちゃんを見て、まわりから奇声や笑い声が聞こえてきます。

彼女がやっとプールのまん中まで進んだその時でした。

一人の男の人が背広を着たままプールに飛び込み、A子ちゃんの横を一緒に歩き始めました。それは、この高校の校長先生だったのです。

「何分かかってもいい。先生が一緒に歩いてあげるから、ゴールまで歩きなさい。はずかしいことではない。自分の足で歩きなさい。」と励まされました。

一瞬にして奇声や笑い声は消え、みんなが声を出して彼女を応援し始めました。

長い時間をかけて彼女が25メートルを歩き終わった時、友達も先生達も、そして、あのいじめっ子グループもみんな泣いていました。

「世の中で何が大事か。人間として、していいことと悪いことがある。その区別がつく人間に育ってほしい。」このことを校長先生は身をもって実行されたのです。

他の先生達が、どんなに口で言っても伝わらなかったことが、校長先生が身をもって示されたこと(=行動)によって、生徒達の心にまでに伝わったのです。

「心ゆたかに生きる」南蔵院住職 林覚乗著 西日本新聞社より



「誠意は行動で示す」といわれています

この「行動」に移す時にちょっとした勇気が必要な時も・・

相手がどう受け取ってもらえるかはこちらの手の中にはありませんが、何かしら人間的に成長できるものはきっとあるはず・・

そんな小さな一歩を大切にしていきたいと思います

この回で400回目の投稿になりました

これまで一度でもこのブログを見ていただいた方に心から感謝を申し上げます

来週はブログ冬休みです (故郷富山で寝正月)雪

良いお年を ニコニコ



  


Posted by 尾上 正 at 06:57Comments(0)