2017年12月06日
最高のチームを作るシンプルな仕掛け
黒岩 禅氏 「最高のチームをつくるシンプルな仕掛け」から
報告のときに「ほかに何かある?」 魔法の言葉
一言声をかけるだけで解決できることがたくさんある
報告を受けたらレスポンスが大切、悪ければ「相談するだけ無駄」となる
ホウレンソウは部下からするものだという固定観念を捨てると、たくさんの情報が入ってくる
相談を受けた時にすぐに答えることは、自分の自己満足を満たそうとしていること
相談に来たら「○○さんはどうしたいの」
考えを聞くことで考え違いを修正することができたり、教育になるし、こちらも学ぶことができる
報告や連絡を、事実や想像や感想などに分けて聞くことは、成果を生み出すために大変重要
報告を耳で聞くのではなく口で聞く 質問しながら確認をする
「それは事実?、それとも○○さんの考えですか」
「どうして」は過去を責め、「どうしたら?」は未来を変える
「なぜ」「どうして」は、質問ではなく詰問になっしまう
「どうして」を「どうしたら」に言い換える
「どうして」は、突き放した感じ
「どうしたら」は、一緒に考えている姿勢
「なぜ」は「何が」に言い換える
なぜできなかったのですか? → 何が足りなかったのかな・何ができていればできただろうか
ポイントは、質問の焦点を過去ではなく未来に当てること
「なぜ失敗したんだ?」は、過去を問う質問
「どうしたら失敗しなかった?」は、未来を変える質問
未来を変える質問をするコツは、質問を「次は」から言い始めること
「次はどうしたら・・、次は何に注意したら・・」
指導は「具体的に何を変えるのか、何を改善するのか」を指導する
絶対にやってはいけないことは「批判すること」
本人に気づかせることが大切
上司として大切なことは、失敗を責めることではなくチャレンジしたことを認め賞賛すること
(ただし、同じ失敗の繰り返しは似て非なるもの)
「失敗の原因は何だと思う?」との質問で、原因を正しく把握していれば「何をすればうまくいったと思う」と、一緒に問題解決をする
徹底して「人」ではなく、目に見える「こと」を比較していく
頑張り・気合い・やる気などといった目に見えないものを評価しても改善しない
子育ては親育てとも・・
子供ができたから親になったのではなく、親になっていく
仕事も同じでしょうね
人は人によって育てられ、磨かれていきます
花の種が一日で花を咲かせるわけもなく、愛情と忍耐が必要
人を育てることは、自分が育てられているという感謝の気持ちと姿勢が大切だと思います
Posted by 尾上 正 at
07:34
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