2016年06月22日
お客様の心をつかむ「魔法の顧客カルテ」とは
「経営者の四季から」
福島県 移動するパン屋さん 株式会社 ら・さんたランド
手作りパンを中心に、山間の家庭にも食品を届けています
「魔法の顧客カルテ」
顧客がいつ何を購入したか、アレルギーの有無、好物・苦手なもの、趣味、本人と家族の生活情報・・・
お会いしたときの情報を、毎回記入
カルテによって、前回の話題がよみがえり「自分を気にかけてくれている」と喜ばれます
従業員が生活環境を知ることで、安否確認や離れて暮らすご家族の安心を守る役割も担っています
今はほとんどが、デジタルで商品管理をしていますので、〇〇様が、◇◇の商品をいつ・いくつ購入していただいたのかは、履歴としてわかります
ただ、“購入された動機”は、こちらが記入しない限り分かりません
「記憶」だけではなく、「記録」を活用すること
連続ドラマでは、番組の初めに前週の最後の場面が出てきます
前回分のことを振り返ることで、今回のスタートがスムーズにつながるようになります
例えば、前回こけて足をねん挫していた方には、「足、よくなられたんですねー」 「そうなの、今はすっかり・・・」
(よくなられていない場合は、あまりその部分には触れないようにします)
お客様自身が忘れてしまっていたことを話すことで、こちらを見てくれているんだと思っていただけます
お客様に取り入ろうという自分目線の立場ではなく、喜んでいただきたいという“立ち位置”が大切です
相手の喜びを、自分の喜びとすること
Posted by 尾上 正 at
06:41
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