2016年04月13日
98%の信頼・愛
「目にみえないけれど大切なもの」から
「どれほど愛し合っていても、相手を100パーセント信じては駄目
98パーセントにしておきなさい
残りの2パーセントは、相手を許すために取っておくの」
「初めから疑ってかかるのですか」と不思議そうな顔をする学生たちに、そうではなくて、もしも100パーセント信じてしまったら、裏切られた時、相手が許せなくなるから、と説明すると納得してくれます
信じるということは大切なこと、美しいことですけれども、悲しいことに人間の世界に“完全な”信頼はあり得ません
信じることを教えるのも教育なら、人を疑うことの必要性、単純に物事を信じてしまってはいけないことを教えるのも教育の一つの役割なんです
それは、神でない人間は、他人も自分も皆、弱さを持ち、間違うことがあるのだという事実に目を開かせ、許しの大切さを教えることでもあります
98パーセントの信頼と、2パーセントの許しの余地
もし、自分の隣に何もかもができて、すべてのことに100%
すごいけれど、あまり親しみは・・
車のハンドルの遊びのように、あまりにきっちり動きすぎると疲れてしまう
人が感動するのは、できない部分があってもそれを抱えながら前に進んでいくとき
周りの人にだけでなく、うまくいかない自分もあっていい
目指す自分に向かって、今日も一歩前に
Posted by 尾上 正 at
07:40
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