2014年12月03日
ニコニコになあれ!!
本 ようこそ感動指定席へ!から
「早く乗りなさい」と促して、保育園に行く車の中の出来事だった
後部座席のチャイルドシートに座っていた娘が「お母ちゃん」と呼んだ
「何?」と聞くと、「お母ちゃん、ニコニコしてよ」と言う
さらに人さし指をくるくる回して「ニコニコになあれ、お母ちゃん」と
保育園で覚えたのか、まるで魔法の呪文(じゅもん)のように唱えた
忙しくて心がささくれ立っていた
そのことを幼いながら感じとっていたのだと思うと、申し訳なくて泣けてきてしまった
「ごめんね、お母ちゃんプンプンして」と言うと、もっと泣けてきた
さらに「お母ちゃん泣いちゃだめ、ニコニコになあれ」と言う
子どもと接するのに大切なのは、ゆとりを持った笑顔であることを忘れていた
それを娘に教わった
娘は主人にも「お父ちゃん、ニコニコになあれ」と魔法をかけた
疲れた顔がたちまち笑顔になった (石川晴恵さん)
忙しい・・は、心を亡くすと書きます
言葉にするたびに、心を亡くしてしまっているのかも
自分のことだけを考えているときに出やすい言葉なんでしょうね
まわりを明るくさせ、喜ばせるのは、「笑顔」

忙しいときは、「ニコニコになあれ」と自分に魔法の呪文を・・
Posted by 尾上 正 at
08:24
│Comments(0)