2010年04月14日
人とは別れた“後”が大事です
吉田 兼好 徒然草 第三十二段 現代語訳
月の美しい夜に、おもてなしの心をわきまえた素敵な女性を見たことがある
その人は、家から客が出て行ったあと、玄関の戸をすぐには閉めなかった
遠く去っていく後ろ姿を見送りながら、しばらく月を眺めているではないか。
もしすぐに、戸を閉め鍵をかけて中へ入ってしまうような女性だったら、
情趣ない人だなと思ったであろう
客は、自分の後ろ姿を見送ってくれる人がいるとは、知るはずが無い
この女性は、誰かに見せるためにこのような気遣いをしたわけではなく、
日常の心掛けなのだろう
旅館に泊まったときでも、今はどこも車が見えなくなるまで見送りをしていただけます。車のディラーなどでもそうですね
これは見せるための営業が多分に入っているのでしょう
大切なお客様へのおもてなしなのですが、本当はもっと簡単なことなのかも・・・
仕事やプライベートでお宅にお伺いして、話が盛り上がってよい気分
帰る時に、外に出ると
すぐに中から鍵を次々に閉める音が聞こえる おまけに電灯が消える・・・
今までの温かった気持ちが・・・
相手の方は決して悪気があるわけではなく、今のご時勢ですので、
戸締りはしっかり 当然のことです
ただ、自分の子供や親が久しぶりに家に来たときは、別に良く思われたいわけではなく、玄関を出て見送りますね
本当の笑顔と、別れの寂しさと、感謝と、言葉と
小さな子供はいつまでも手を振っています
相手のことを本当に大切な人と思えば、誰もがやっていることです
電話で話しをしていて、用件が終わった途端に、ガチャーン・プープー
自分は切ってしまっていますので、自分では気づきません
営業研修でお聞きしたことで、固定電話を切るときには、
できるだけ相手より後に切るように
受話器を本体に置くとガチャーンと聞こえるので、人差し指で静かに
押す・・とお聞きして、その後実行しています
人は別れ際が粗雑だと、今までの全てが台無しになってしまいます
幸福の女神は、後ろ髪が無いそうですが、
人との出会いは、後ろ髪が引かれるように・・・したいですね
今年は特に素晴らしい桜と、姫路城でした
月の美しい夜に、おもてなしの心をわきまえた素敵な女性を見たことがある
その人は、家から客が出て行ったあと、玄関の戸をすぐには閉めなかった
遠く去っていく後ろ姿を見送りながら、しばらく月を眺めているではないか。
もしすぐに、戸を閉め鍵をかけて中へ入ってしまうような女性だったら、
情趣ない人だなと思ったであろう
客は、自分の後ろ姿を見送ってくれる人がいるとは、知るはずが無い
この女性は、誰かに見せるためにこのような気遣いをしたわけではなく、
日常の心掛けなのだろう
旅館に泊まったときでも、今はどこも車が見えなくなるまで見送りをしていただけます。車のディラーなどでもそうですね
これは見せるための営業が多分に入っているのでしょう
大切なお客様へのおもてなしなのですが、本当はもっと簡単なことなのかも・・・
仕事やプライベートでお宅にお伺いして、話が盛り上がってよい気分
帰る時に、外に出ると
すぐに中から鍵を次々に閉める音が聞こえる おまけに電灯が消える・・・
今までの温かった気持ちが・・・
相手の方は決して悪気があるわけではなく、今のご時勢ですので、
戸締りはしっかり 当然のことです
ただ、自分の子供や親が久しぶりに家に来たときは、別に良く思われたいわけではなく、玄関を出て見送りますね
本当の笑顔と、別れの寂しさと、感謝と、言葉と
小さな子供はいつまでも手を振っています
相手のことを本当に大切な人と思えば、誰もがやっていることです
電話で話しをしていて、用件が終わった途端に、ガチャーン・プープー
自分は切ってしまっていますので、自分では気づきません
営業研修でお聞きしたことで、固定電話を切るときには、
できるだけ相手より後に切るように
受話器を本体に置くとガチャーンと聞こえるので、人差し指で静かに
押す・・とお聞きして、その後実行しています
人は別れ際が粗雑だと、今までの全てが台無しになってしまいます
幸福の女神は、後ろ髪が無いそうですが、
人との出会いは、後ろ髪が引かれるように・・・したいですね
今年は特に素晴らしい桜と、姫路城でした
Posted by 尾上 正 at
09:38
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